【外壁にクラック(ひび割れ)があったら読むブログ】クラックの原因・放置のリスク・対処法を徹底解説!

岡山の方必見!外壁にクラック?大丈夫?放置のリスクと対処法
外壁にできた、細かいヒビや線状の割れ。
「えっ、これって大丈夫なの?」「見た目だけの問題?」「業者に頼むほどじゃない?」と、不安に思われる方も多いのではないでしょうか。
私たちは、地域密着でリフォーム工事や外壁塗装を手がけている会社として、日々多くのお客様から「外壁にひびが入っているけど大丈夫?」というご相談をいただいています。
この記事では、わたさぽホームが、これまで数多くのお客様宅で点検・工事をしてきた経験をもとに、
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外壁にクラックができる原因
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放っておくとどうなるか?
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どのようなクラックが危険なのか
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どのような対処がベストなのか
について、本日もわかりやすくご紹介していきます。
■【はじめに】クラック=すべて危険、ではありません!
外壁のクラック(ひび割れ)には「今すぐ対応が必要なもの」と「経過観察でよいもの」があります。
「え、そうなの?」と思われた方は特に、そうでない方もこの後の記事を参考にして下さい!
■外壁クラックとは?まずは種類を知ろう
「クラック」とは、簡単に言うと外壁にできる“ひび割れ”のことです。
すべてのクラックが危険というわけではありませんが、放置すると雨漏りや構造の劣化に繋がる可能性もあります。まずは、その種類を知ることが大切です。
◯ ヘアクラック(軽度)
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幅0.3mm未満の細いひび
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表面の塗膜にできる浅い割れ
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モルタルやサイディング塗装によく見られる
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雨水の浸入リスクは低いが、防水効果の低下あり
→ 外壁塗装のメンテナンス時期のサインです。
◯ 構造クラック(注意が必要)
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幅0.3mm以上、深さがある
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下地材や構造体まで影響の可能性
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放置すると雨水が内部に侵入し、腐食・雨漏りの原因に
→ すぐにプロの点検・補修が必要です。
大きく分けてこの2種類になります。
ヘアクラックと呼ばれるクラックについては状態によっては経過観察で良い場合もたくさんあります。悪徳な業者は「今すぐやった方が良い!」「急を要する事態だからすぐに補修しないと!」と、急かしてきますが緊急性が高いケースは少ないので安心してください。とはいえ、全く何もしなくても良いわけではないので注意は必要です!
■【原因別】外壁にクラックができる4つの主な理由
1. 建物の“動き”によるひび割れ
家は意外と「動いて」います。
例えば…
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地震や強風などの外力
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地盤沈下や隆起
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コンクリートやモルタルの乾燥による“縮み”
こうした動きにより、壁材に外側や内側から力がかかってクラックが入ることがあります。
特に新築から2~3年以内に出るクラックは、材料が乾燥・収縮する過程でよく見られる現象です。
2. 経年劣化によるクラック
外壁は、毎日強烈な紫外線や雨風にさらされています。
その結果、外壁の表面を守っている「塗膜(塗装の皮膜)」が劣化していきます。
劣化した塗膜は柔軟性を失い、外気温の変化や小さな振動で簡単にひび割れてしまうのです。
築10年を過ぎて塗装のメンテナンスをしていないお家には、要注意ポイントです!
3. 施工ミスや設計不良
本来、外壁には「クラックが入りにくいような工夫」がなされています。
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下地の処理をきちんと行う
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伸縮を逃すための目地を入れる
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適正な厚さの塗膜を施工する
しかし、これらがきちんとされていないと、数年以内にクラックが発生してしまうことがあります。
リフォーム会社として、私たちがよく見かけるのが「10年前に施工した別業者の工事で、下地処理が甘かった」というパターンです。
せっかくお金をかけて塗装のメンテナンス(再塗装)をしたのに…といったお客様の悲痛なお声をよく耳にします。
見た目では分かりにくい塗装の施工不良…。
職人さんに知識がないために発生する罪の意識がない施工不良のケースもしばしばなので本当に厄介です。長くなるので、この件についてはまた後日書きます。
4. 構造上の問題
建物自体に強度の偏りがあると、その負荷が一部の壁に集中し、クラックが入ります。
この場合は「同じ位置に、何度もひびが入る」といった再発の傾向もあります。
構造的な問題が疑われる場合は、早急な専門調査が必要です。
■【放置はNG】クラックが引き起こすリスクとは?
クラックを放っておくと、次のような深刻なトラブルを招くことがあります。
特に大きなクラックや数が増えてくると要注意です。
● 雨水の侵入 → 雨漏りや腐食
ヒビがある部分からじわじわと雨水が侵入すると、やがて防水層や断熱材がダメになってしまいます。
壁の中に入り込んだ湿気は、柱や梁などの構造体を腐らせたり、カビを発生させたり…。
● 見えないところで劣化が進行
室内では何も起きていないように見えても、壁の中では鉄筋がサビていたり、木が湿気でボロボロになっているというケースも少なくありません。シロアリなどの害虫の温床になる場合も…
● 修理費が高額になる
小さな補修で済んでいたものが、劣化が進んだ結果「壁を一部張り替える」「防水層を全部やり直す」といった大掛かりな工事になってしまうこともあります。
■【補修の目安】どんなクラックなら補修が必要?
クラックの幅 | 状態 | 対応方法 |
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~0.3mm未満 | ヘアクラック(表面のみ) | 経過観察または塗装の再塗り替え |
0.3mm以上 | 構造クラック(深部まで) | 専門業者の調査・補修が必要 |
ヘアクラックでも、防水機能は低下している可能性があるため、10年を過ぎた建物は点検をおすすめします。
■【当社施工対応】外壁クラックの補修方法
当社(わたサポ)は、リフォーム全般に対応しておりますが、塗装・外壁補修のプロとして以下のような対応が可能です。
まずは、
▼クラックの無料診断
まずは目視などによる無料点検を行い、クラックの状態を確認します。
構造クラックかどうか、再発のリスクはあるか、などを丁寧に診断します。
▼ 状況に応じた補修内容
● ヘアクラックへの対応
- 下地補修・再塗装
● 構造クラックへの対応
- シーリング・樹脂注入・再塗装・張り替えなど
■【まとめ】ひび割れに気づいたら“まず相談”を!
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クラックは外壁からの「助けて」のサインです
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小さなうちに対応すれば、費用も工事も最小限で済みます
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放置は建物の寿命を大きく縮めます
最後にひとこと
クラックは、時間が解決してくれるものではありません。
でも、正しい知識とタイミングで対応すれば、家を長持ちさせることができます。
わたさぽホームでは、お客様のお家の健康を守るため、ひとつひとつの現場を丁寧に対応しています。
「ちょっと聞いてみたい」「プロに見てもらいたい」そんな時は、どうぞお気軽にご連絡ください!