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【屋根塗装】塗装ができる屋根・できない屋根とは?あなたの家はどっち?屋根材ごとの特徴とメンテナンスの重要性

こんにちは!岡山市、倉敷市、早島町、玉野市で水まわりリフォーム、外壁塗装・屋根塗装、エクステリア(外構)工事を実施しているわたさぽホームです!

わたさぽホームの濱子です😊
毎日たくさんのリフォーム相談をいただく中で、特に質問が多いのが 「うちの屋根は塗装した方がいいの?」 という内容です。

実は、屋根には大きく分けていくつか種類があり、塗装できる屋根塗装できない屋根 が存在します。

そして「塗装しなくていい屋根だから安心!」と思われがちですが、実際は材料によって必要なメンテナンスが大きく違います。

メンテナンスを怠ると、気づかないうちに雨漏りや屋根の破損につながることも・・・😓💦

今回は、

・スレート屋根
・瓦屋根
・金属屋根

この3つに絞り、岡山の住宅で特に多い屋根の特徴と、塗装が必要な理由をわかりやすく解説します。

この記事の解説者は…
わたさぽホーム 営業担当
濱子広大(はまご こうだい)

東京で幼稚園教諭として勤務。岡山に戻り児童養護施設での支援や、有名受験塾で約10年間、塾校長・講師を務めるなど、教育に携わってきました。
現在はわたさぽホームの理念に共感し、「人の人生に関わる仕事の大切さ」を胸にお客様に寄り添うリフォーム提案を行っています。教育現場で培った丁寧な姿勢を活かし、安心・納得できる住まいづくりの情報を発信しています。

濱子広大(はまご こうだい)

🎥 動画でも詳しく解説中!

↓ 動画の方が見やすいという方はこちらからどうぞ😊✨


1. スレート屋根(カラーベスト) ― 屋根塗装が必要な屋根の代表格

 

 

 

 

 

2000年以降に建てられた住宅では、このスレート屋根が非常に多く使用されています。

軽くて地震に強く、価格も比較的安いことから人気の高い屋根材です😊

スレート屋根のメリット

  • 非常に軽いので耐震性が高い
    屋根が軽いほど揺れに強くなるため、地震に対して有利なんです!

  • 価格が安い
    新築時のコストを抑えたい家庭に好まれる理由のひとつ。

しかし、その一方で大きなデメリットも存在します。

スレート屋根のデメリット

① 表面塗膜が劣化しやすい

スレートは薄く、水を吸いやすい素材です⚠
そのため、紫外線・雨風の影響を受けやすく、塗膜が剥がれやすいのが特徴です。

塗膜が劣化すると・・・

  • 表面が白っぽく粉を吹く(チョーキング)

  • 割れや欠けが起きる

  • 雨水を吸い込み、劣化スピードが加速する

など、ダメージが一気に進んでしまいます。

② 劣化が進むと塗装ができなくなる

本来なら塗装でメンテナンスできる屋根ですが、
劣化が進みすぎると塗装で対応できず、
「葺き替え」=屋根を丸ごと交換 という大がかりな工事が必要になることがあります。

以前、築20年以上一度も屋根を触っておらず、「そろそろ塗装しようと思って」
とお問合せをいただいたお客様がいらっしゃいます。

ただ実際に確認すると、スレート材の反りと割れが多く、塗装では対応できない状態…。
最終的には「葺き替え」になってしまい、お客様も「もっと早く点検しておけば良かった…」
と心から残念そうにされていました。こうしたケースは珍しくありません💦

③ アスベストを含む製品がある

古いスレート屋根の中には、アスベストが混ざっているものがあります。
この場合、葺き替え時の処分費用が高額で、予算を大きく圧迫することに😅

だからこそ、
スレート屋根は定期的な塗装(目安10〜12年)で保護することが非常に重 です😊


2. 瓦屋根 ― 屋根塗装が必要な瓦・不要な瓦がある

 

 

 

 

 

 

「瓦なら塗装しなくていいんでしょ?」
そう思われる方はとても多いですが、実は瓦にも種類があります。

大きく分けると以下の2種類です。

① 粘土瓦(塗装不要

釉薬瓦など、焼き物の瓦です。

特徴は、

  • 表面が艶っぽく滑らか

  • 耐久性が非常に高い

  • 塗装の必要がない

昔ながらの和風住宅に多く使われています。

粘土瓦自体は塗装不要ですが、
瓦の下地(防水紙や木材)は必ず劣化します
瓦だけ見て安心していると、突然の雨漏りにつながることもあるため、点検自体は必要です!

こちらも実際にあった実例をお話しさせていただきます。

「うちは瓦だから一生メンテナンスしなくていいと思ってました」とご相談を受けたことがあります。

実際に拝見すると瓦自体はとてもきれいでしたが、下地の防水紙が劣化しており、屋根裏にわずかな雨染みが…。
お客様も「瓦だけ見て安心してたけど、下が傷むとは思わなかった…」ととても驚かれていました。

瓦は丈夫ですが、“瓦以外の部分”は必ず劣化するという良い例でした。

皆さまもお気を付けくださいね😊

② セメント瓦(塗装が必要

セメントで成形されている瓦で、表面の塗膜が劣化していきます。

特徴は、

  • マットでザラっとした質感

  • 表面の塗膜が必ず劣化する

  • 定期的な塗装が必要

見た目が粘土瓦と似ているため、
「我が家の瓦はどっちなんだろう?」
と迷う方も多いです。

もし判断がつかない場合は、お気軽に専門業者へご相談ください。
岡山ではセメント瓦も多く、塗装をするかどうかの判断ミスで雨漏りにつながった例も珍しくありません。


3. 金属屋根(ガルバリウム鋼板・トタン) ― サビが大敵!屋根塗装で寿命が変わる

 

 

 

 

 

最近とても人気が高いのが、ガルバリウム鋼板を使った金属屋根です。
軽くて耐震性が高く、見た目もスタイリッシュなため新築でもよく採用されています✊

金属屋根のメリット

  • とても軽く地震に強い

  • 耐久性が高い

  • デザイン性も高い

しかし、金属屋根にも弱点があります。

金属屋根のデメリット

 

 

 

 

 

 

 

 

① 塗膜が剥がれるとサビる

金属がむき出しになると、雨と紫外線の影響でサビが発生します。

サビが進行すると、

  • 穴が空く

  • 雨漏りする

  • 張り替え(葺き替え)が必要になる

という危険性があります。

② ガルバリウムでも“絶対に錆びない”わけではない

よく「ガルバは塗装しなくてもいい」と言われることがありますが、実際は表面の塗膜は劣化します。

そのため、
金属屋根も10〜15年に一度は塗装がおすすめ

岡山は日差しが強く、夏場の屋根温度は60℃を超えることもあります。
その分、塗膜の劣化も全国平均より早い傾向があります。


4. 10~20年放置した屋根は危険!岡山の気候は屋根に負担が大きい

 

 

 

 

 

 

 

岡山は晴れの日が多く紫外線量がかなり強い地域です。
また、湿気が高くなる梅雨や台風のシーズンは屋根へのダメージが一気に増えます。

築10〜20年何もしていない屋根は、

  • 表面が劣化

  • 雨水を吸う

  • 割れ・反りが起きる

  • 気づけば雨漏り

といったトラブルが起きやすい状態になっている可能性が高いです。

屋根は普段見えないからこそ、気付いたときには重症化していることがよくあります。


5. まとめ ― 塗装が必要な屋根・不要な屋根はこう覚える

屋根の種類 塗装の必要性 特徴
スレート屋根(カラーベスト) 必要 劣化が早い・アスベストの可能性あり
セメント瓦 必要 表面の塗膜が必ず劣化
金属屋根(ガルバリウム・トタン) 基本必要 サビが大敵・穴あきリスクあり
粘土瓦(釉薬瓦など) × 不要 焼き物で耐久性が高い

おわりに ― あなたの家の屋根、今どんな状態ですか?

屋根は“家を守る最後の砦”と言われるほど大切な部分です。
普段は見えない場所だからこそ、
正しいメンテナンスを行うことで住宅の寿命は大きく変わります。

もし、

  • 築10年以上メンテナンスしていない

  • 自分の家の屋根がどの種類かわからない

  • 塗装が必要かどうか知りたい

そんな方は、一度プロによる点検を受けてみてくださいね!😊
点検は無料で行える場合も多く、わたさぽホームでも随時ご相談を受け付けています♪

今後は、屋根材ごとのより詳しい特徴や、正しい塗装の方法など、さらに深掘りした内容をお届けします。

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コメント欄で取り上げてほしいテーマもお待ちしています🙇

濱子広大
濱子広大

営業担当。以前は進学塾で校長を務めており、その経験を活かした「わかりやすい説明」を心がけています。 お客様からは「説明が丁寧でわかりやすい」「レスポンスが早くて助かる」といったお声をいただくことが多く、話しやすさから、お子さまの進路相談を受けることもあります。